熱帯魚水槽歴は15年以上。これまで手掛けた作品は数十種類に及び、現実世界に存在する自然を表現したデザインを得意とする。現在はプロとして独立し、株式会社自然空間の代表取締役社長を務める。熱帯魚水槽を置く目的やメッセージに沿ってデザインすること、熱帯魚にとって快適な空間作りをすることを心掛けている。
アクアリウムのレイアウト素材の二大要素といえば、流木と石です。主にこの二つを用いてレイアウトをしていく方が多いと思います。
今回は、流木の活用方法に絞ってレイアウト方法を解説します。
目次
レイアウト方法の基本
アクアリウムのレイアウト方法には人によって様々な方法があると思います。5年以上のアクアリウム歴を持つ方は、ある程度自分のやり方が確立していると思いますが、今回はまだあまりレイアウトをしたことがない初心者の方向けにレイアウトの手順を説明します。
- 水槽の設置場所の決定
- デザインの方向性の決定
- 流木の購入
- 石の購入
- レイアウトの実施
- 注水
それぞれのステップについて分けて解説していきます。
ステップ1|水槽の設置場所の決定
水槽の設置場所は、玄関やリビング、寝室などいろいろな場所が想定されますが、ポイントは、安定している台が設置できる場所ということになります。
水槽の重量は100kgを超えることもあり、不安定な場所に設置すると危険です。安全な場所に設置するようにしましょう。
また、水槽からでるわずかな騒音(冷蔵庫から出るわずかな騒音と同じくらいです)も気になるような方は、寝室や書斎は控えたほうがいいでしょう。
ステップ2|デザインの方向性の決定
デザインの方向性とは、水草をたっぷり利用するデザインにするのか、白砂を用いて清涼感のあるデザインにするのか、流木は使わず石だけでレイアウトをする石組みにするのかという点の決定です。インターネットにはたくさんのプロの作品があがっているため、参考にするとよいでしょう。ここで方向性を決定することで、次のステップで購入する流木や石のサイズや質が変わってきます。
ステップ3|流木の購入
今回は流木編であるため、流木の購入をします。流木の購入方法は、アクアリウムショップのばら売りのものを購入する方法や、インターネットで形状お任せの商品をまとめ買いする方法がありますが、おすすめは後者の方です。
アクアリウムショップでばら売りの流木を、レイアウトを想像しながら購入しても結局家に戻ってみると思ったように組み立てられず結局使わなかったなんていうことも出てくるからです。
むしろ、まとまった量をインターネットで購入し、届いた流木でデザインを作る方が結果的にはレイアウトのクオリティーがあがります。
また、購入する際には、全て同じサイズの流木を購入するのではなく、複数のサイズでまとめ買いすることがおすすめです。圧倒的に表現の幅が広がります。
ステップ4|石の購入
流木を主体としたレイアウトでも石は必須です。流木を固定するために石が必要だからです。しかし、石をメインにするわけではないため、こちらもインターネットでまとまった量を購入することで十分です。
ステップ5|レイアウトの実施
いよいよレイアウトを行います。設置場所によって、凹型構図、凸型構図、右斜め構図左斜め構図から適当な構図を決定しましょう。
親流木の設置
手持ちの流木の中で比較的大型なものを選定し、まずは水槽に入れてみます。その流木一本から他の流木の置き場所、魚の泳ぐ場所、水草の植栽を想像しながら最もしっくりくるところを探します。
ここが一番重要です。
その他の流木の設置
次に親流木を引き立たせるための流木を配置していきます。構図を壊さぬように頭の中でいろいろなシュミレーションをしながら最適な場所を探ります。
装飾としての流木の設置
ある程度流木を設置できたら、自然感を高めるために細かな流木を設置していきます。今回は60cm水槽であったため、一本だけですが、大型水槽になるともっとたくさんの流木を設置します。これでレイアウトは完了です。
ステップ6|注水
レイアウトを崩さないように注意しながら注水していきます。この時流木が浮いてきてしまうことがあると思うので、その場合は一時的に流木の上に石を置いて浮いてこないようにします。
熱帯魚水槽、アクアリウムのレンタルなら株式会社自然空間へご相談を
株式会社自然空間では、多くのお客様にアクアリウムの魅力を知って欲しいため、初期費用無料の熱帯魚水槽レンタルサービスを提供しています。アクアリウム歴15年以上のスペシャリストが設計からデザインまで手掛けており、設置する目的やメッセージ、背景を考えた上でのオーダーメイド対応が可能です。熱帯魚水槽、アクアリウムの設置を検討している方は是非一度、お問い合わせください。
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