熱帯魚水槽歴は15年以上。これまで手掛けた作品は数十種類に及び、現実世界に存在する自然を表現したデザインを得意とする。現在はプロとして独立し、株式会社自然空間の代表取締役社長を務める。熱帯魚水槽を置く目的やメッセージに沿ってデザインすること、熱帯魚にとって快適な空間作りをすることを心掛けている。
株式会社自然空間では、初期費用無料、最低契約期間3カ月からの熱帯魚水槽レンタルサービスを提供しています。今回は水槽初心者が、初めて水槽を立ち上げる時に注意するべきポイントや立ち上げ順をステップに分けて徹底解説いたします。
弊社がお客様の水槽を立ち上げるときにも行う手順になりますので、ぜひ皆さまも真似してみてください。
目次
水槽初心者が水槽設置までに踏むべきステップ
水槽初心者が水槽設置までに踏むべきステップは次の通りです。水槽は重くかつ中身はかわいい熱帯魚と大量の水ですので、立ち上げに失敗して部屋の中が水浸しというようなことになってしまっては、大惨事です。何より熱帯魚がかわいそうです。
次のステップを真似して、安全にかつスピーディーに熱帯魚水槽を立ち上げましょう。
設置場所の確認
水槽は60cm規格水槽のもので70kg~100kg、120cm規格水槽では350~300kgとかなりの重さとなります。このため、不安定な場所や、床が抜けてしまう恐れのある場所には設置してはいけません。水槽を設置しやすい、下駄箱の上や出窓などは特に避けるべきで、下駄箱に置いた場合は、下駄箱が傾いてきたり、出窓に置くとサッシがゆがんでしまったりという危険性があります。(筆者はかつて経験済みです)
水槽を設置する際には必ず水槽台を使いましょう。安いものから高いものまでピンキリですが、安くても大手メーカーの水槽専用の頑丈なものであれば何でも構いません。
また、水槽はもちろんですが、中に水を入れるため、水の運搬をしやすい場所に設置しましょう。二階に設置する場合は注意が必要です。
水槽や備品の購入
設置場所が決まったら、次はいよいよ水槽等の備品を揃えましょう。設置場所の物理的な制限をのぞけば、水槽のサイズは飼育したい熱帯魚の種類や、レイアウトによると思います。
筆者のおすすめは、設置できるサイズの最大サイズの水槽を設置することがおすすめです。レイアウトの幅も広がり、水量も多いほうが水質が安定するため、管理が楽な傾向にあるためです。
初心者の方は、大きい水槽より小さい水槽の方が扱いやすいと勘違いしてしまうことがありますが、物理的な扱い安さをのぞけば、大きい水槽の方が管理しやすい傾向にあります。
水槽台と水槽の設置
備品を揃えたらいよいよ水槽の設置になります。組み立て式の水槽台であれば、説明書をしっかりと読んで、適切に組み立てましょう。天板が傾いていたり、ガタついていたりすると水漏れの原因となるので注意が必要です。
また、水槽を持ち上げるときには、過剰にガラスの接着部分(シリコン部分)に力が入らないように持つ場所には気をつけましょう。
砂利やソイルの投入
水槽を設置したら、次に砂利やソイルを投入しましょう。この段階ではまだレイアウトはしませんが、後に行うレイアウトでソイルや砂利を追加投入する場合もあるため、3cm位の深さまで投入することがおすすめです。
備品の設置
次に、レイアウトの支障になるライトやヒーターを除く備品を設置します。ポイントは、濾過器の設置です。レイアウトをしたり水を投入してからだと、水槽を動かしたりすることが容易でなくなるため、濾過器やCO2セットはここで設置します。
流木や石のレイアウト
待ちに待ったレイアウトの時間です。各々構想を練っているものがあると思うので、自分が最もいいと思うレイアウトができるまで時間を使ってレイアウトをしましょう。
この時、ヒーターの設置場所を考えたり、熱帯魚がケガをしてしまわないかなど、見た目の美しさ以外のポイントも押さえておくとさらに吉です。
水の投入と水草の植栽
水草の植栽と水の投入は同時に行いましょう。ソイルや砂利は乾いているとピンセットが通りづらいため、水草を傷つけてしまう原因となります。前景から順番に少しずつ水を入れながら、植栽をしていくことがポイントです。
なお、作業効率を考え、水草を植える時には必ずピンセットを用いましょう。
最後まで水の投入が終わったら最後に、水漏れがないか入念に確認しましょう。
備品すべての電源をつける
濾過器やヒーター、ライトやCO2のすべての電源をつけましょう。この時、濾過器からの水漏れがないか入念にチェックしてください。水漏れ事故の95%は濾過器からの水漏れだと筆者は考えているためです。
2週間~1カ月間なにも生物を入れずにから回ししましょう
ポイントは濾過機にバクテリアが繁殖してから、魚を投入することです。本来であれば1カ月程から回しにすることが望ましいですが、弊社では月2回メンテナンスを行うことで2週間後から熱帯魚を投入することが多いです。
魚の投入
濾過器にバクテリアが繁殖したら、いよいよ熱帯魚の投入です。熱帯魚はあまり多く入れすぎてしまうと、水が過剰に汚れてコケの発生原因となるため、注意しましょう
2週間に一度の水換え、そして長期維持へ
二週間に一度30%~50%の水を交換しましょう。一度に替える水の量は各々こだわりが分かれるところではあると思いますが、コケの発生具合や投入している熱帯魚の種類と量に応じて分けるべきです。
初心者が心がけることとまとめ
ステップに分けて水槽初心者が熱帯魚水槽を立ち上げる手順を説明してきました。
熱帯魚水槽はすぐに美しい状態になるわけではないので、試行錯誤しながら楽しみましょう。
熱帯魚水槽、水槽のレンタルなら自然空間へご相談を
株式会社自然空間では、多くのお客様にアクアリウムの魅力を知って欲しいため、初期費用無料、最低契約期間3カ月からの熱帯魚水槽レンタルサービスを提供しています。アクアリウム歴15年以上のスペシャリストが設計からデザインまで手掛けており、設置する目的やメッセージ、背景を考えた上でのオーダーメイド対応が可能です。熱帯魚水槽、アクアリウムの設置を検討している方は是非一度、お問い合わせください。
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